高速作業が可能な水田除草装置を開発2014年11月5日
農研機構生研センターとみのる産業(株)は、農業機械等緊急開発事業(緊プロ事業)において、作業速度が速く、高精度な作業が可能な水田除草装置を開発した。
水田で有機栽培農業を実施・拡大しようとすると、雑草防除が大きな問題となっている。農研機構ではみのる産業と共同で、水田雑草防除に役立つ除草機開発を目的として、比較的小型な3輪タイプの乗用管理機の車体中央部に搭載する水田用除草装置を開発した。
この装置の利用により、最速1.2m/sの高速で、除草効果が高くて欠株の少ない作業が可能となり、有機農業推進への寄与が見込めると農研機構では考えている。
この装置は、来年度から4条用から市販を予定している。
(上記写真は農研機構発表資料より)
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