販売数量大幅減少で減収減益 片倉チッカリン2014年11月17日
片倉チッカリンは平成27年3月期の上半期決算を公表した。消費税率引き上げや天候不順などの影響を受け減収減益となった。
全体の売上高は、販売数量が大幅に減ったことから、前年同期に比べて14.2%減の84億2800万円、営業利益は同66.9%減の8600万円、経常利益は61%減の1億1500万円、四半期純利益は55.5%減の5500万円だった。
事業別では、主力の肥料事業は販売数量が減ったため売上高が同15.9%減の73億1500万円、営業利益が同59.1%減の1億1300万円だった。
飼料事業も、漁獲高制限に伴う原料入荷の減少が続いていることから販売数量が減り、売上高は同27.9%減の2億8700万円、営業損失は400万円となった。その他事業では、化粧品原料や食品・農産物の販売増、つくば分析センターの開業などがあり売上高は同18.2%増の6億3400万円と増えたが、海外向け肥料製造技術輸出の成約がなかったことなどから利益は同27.4%減の4600万円だった。
(関連記事)
・消費増税の反動で売上高減 片倉チッカリン(2014.10.22)
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