小規模農家向けトラクタ「グラノバ」シリーズ発売2014年11月19日
日本の農業は、生産農家の高齢化・後継者不足が進んでいるが、とりわけ小規模農家では、その傾向が著しい。小型トラクタ「グラノバ」は、「もっと楽に、安心・安全に作業をしたい」という小規模農家のニーズに対応し、開発された。
「グラノバ」は、小型トラクタながらも、大きな志を持っている。ネーミングの由来は、GRAND(壮大な)とNOVA(新星)の造語で、「壮大な大地を耕す小型トラクタの新星」の謂を表現したものだ。
発売型式は、ホイル仕様:NB17(17馬力)、NB19(19馬力、写真左上)、NB21(21馬力)、NB23(23馬力)の4型式と、パワクロ仕様:NB19-PC(19馬力)、NB21-PC(21馬力)、NB23-PC(22.5馬力、写真左下)の3型式。
◎「グラノバ」の主な特長
○AD(オートディスクブレーキ)倍速とオートアップ=片ブレーキを踏まずに極小旋回が可能になったAD倍速と、ハンドルを大きく切るとロータリーが上昇するオートアップを新採用し、旋回性・操作性が向上した。
○ワンタッチ耕うんモードスイッチ=耕うん作業前の機能設定(モンロー・AD倍速・オートアップ・バックアップ)がワンタッチで行える。設定操作が楽で安心して作業が出来る。
○新デザインのワンピースボンネット=10年ぶりにデザインを一新し、力強い印象のフロントマスクになった。またボンネット全開でメンテナンス性が向上した。
○一般水田向けパワクロ(PC4)のSG(第2世代)化=パワクロのメリット低圧性・グリップ力・安定性に加え、快適性・泥対策・耐久性を向上させた(PC4S)。
○他に、サイドドライブ仕様に泥対策のマッドレスロータリーを標準採用、片ブレーキの誤操作を防ぐ片ブレーキ安心機構の採用など。
価格は、NB17MARF13が187万円、NB23FMA-PC2SRF15Bで263万2000円(共に税別)。発売時期は平成27年1月。
問い合わせは、
アグリソリューション推進部 TEL:06-6648-3938まで。
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