無登録肥料回収を指導 農水省2015年2月4日
農水省は(有)衛藤産業が、登録を受けずに汚泥を原料として生産・販売していた肥料について、すでに販売しているものを回収するよう指導を行った。
回収の指導を受けたのは、大分県豊後大野市に本社を置く(有)衛藤産業が生産・販売をしていた堆肥「みのり」および「みのりバーク」で、汚泥が原料として使用されていることが確認された。汚泥を原料として使用する場合は、肥料取締法第4条第1項に基づいて農林水産大臣の登録を受ける義務があるが、同社は登録を受けずに生産していたために、法に違反するとして今回の指導となった。
なお、この肥料は、分析した結果法定の含有許容量を超える有害成分は検出されなかったことから、この肥料を施用したほ場で生産された農産物の安全性に問題はないという。
この肥料の販売先は、大分県および熊本県内のJA、ホームセンター、農業等で、農水省の指導を受け、同社が現在、回収を行っているが、大分県、熊本県に対して自主回収が円滑に行われるように農水省から協力を依頼している。
(関連記事)
・生産コスト削減を実現 全農が鉄コー直播推進(2014.02.03)
・飼肥料作物の作付面積2%減(2014.01.31)
・しまね協同のつばさ 2期目の研修スタート(2014.01.21)
・伝統的肥料「石灰窒素」 新たな機能で再評価(2014.01.09)
・「安定的な原料確保を」日本肥料アンモニア協会(2014.01.08)
重要な記事
最新の記事
-
【座談会】JA全青協OBの思い 経験が糧に(2)生産者の声 発信が大切2025年2月27日
-
【座談会】JA全青協OBの思い 経験が糧に(3)先が分かる経営者たれ2025年2月27日
-
日本の食の未来へ「前進あるのみ」 第71回JA全国青年大会が開幕2025年2月27日
-
バイオスティミュラント表示のガイドライン パブリックコメントの募集へ 農水省2025年2月27日
-
社員が米づくり 海外店舗へ輸出 プレナス2025年2月27日
-
23年の農作業事故死亡者数が高水準に 熱中症、未熟練作業者に専用研修など強化 農水省2025年2月27日
-
花が咲いていない真冬のチューリップ祭り【花づくりの現場から 宇田明】第54回2025年2月27日
-
「故郷」を後にする老人のつぶやき【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第330回2025年2月27日
-
大分県のねぎ産出額100億円達成、生産振興大会を開催 JA全農おおいた2025年2月27日
-
スキムミルク使用「一条もんこの明日も食べたい モゥ~っとミルクのキーマカレー」新発売 JA全農2025年2月27日
-
岩手県大船渡市の大規模火災への相談対応 JAバンク、JFマリンバンク2025年2月27日
-
農家向け栽培管理アプリ「Agrihub」に新機能「AI栽培レポート」追加 アグリハブ2025年2月27日
-
千葉県香取市 移住・広報・農業・観光の4分野で地域おこし協力隊を募集2025年2月27日
-
JSS蚕糸の日2025「国産蚕糸・絹の価値とは」開催 日本サステナブルシルク協会2025年2月27日
-
「ノウキナビ」自社配送サービス開始 中古農機具も自宅まで配達 唐沢農機2025年2月27日
-
適用拡大情報 殺虫剤「日曹フェニックスフロアブル」 日本曹達2025年2月27日
-
「米5kgはお茶碗76杯分」小売店向け訴求POPデータに新デザイン アサヒパック2025年2月27日
-
北洋銀行と農業融資分野におけるCDS基本契約締結 日本公庫2025年2月27日
-
藤沢の配送センターで地域交流イベント開催 パルシステム神奈川2025年2月27日
-
東日本大震災 被災地ゆかりのゲストが語るオンラインイベント開催 パルシステム東京2025年2月27日