韓国の大手企業から製粉プラント受注 サタケ2015年3月25日
サタケ(本社:東広島市、佐竹利子代表)は、韓国最大の製菓・製パン企業であるSPCグループの製粉会社「ミルダウォン社」から、日産160トンのハード小麦用プラントを2014年12月に受注した。2015年12月の竣工を予定している。
SPCグループは、韓国国内でベーカリーFC店(パリバケット)3200店舗を展開、過去25年間フランチャイズベーカリー売り上げ連続1位、マーケットシェア約80%を誇る韓国最大の製菓・製パン企業だ。中国、米国、ベトナム、シンガポール、フランスにも進出し、約180店舗を運営している。
サタケは、SPCグループの製粉会社「ミルダウォン社」から、2009年に日産480トンのハード小麦(強力粉)用製粉プラント(Aミル)を、2011年には同360トンのソフト小麦(薄力粉)用製粉プラント(Bミル)を受注した。
その後、この2つのラインがフル操業の状態になってきたことから、生産能力に余裕を持たせるため、2014年に日産160トンのハード小麦用製粉プラント(Cミル)の増設計画が持ち上がった。
これまでの2ラインが順調に稼働していること、サタケの製粉技術が高く評価されていることから、引き続きサタケが2014年12月にCミルを受注したものだ(2015年12月竣工予定)。Cミルは、ライ麦、デュラム小麦も挽ける兼用ラインで、ライ麦パンやパスタの原料に使われている。
(写真)ミルダウォン製粉工場外観・工場の内部設備
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