所要動力が小さい新脱穀選別機構を開発 農研機構2015年4月20日
農研機構は、このほど脱穀必要動力が小さく、わらくずの発生が少ない脱穀選別機構を開発した。エンジンを小型化、機体をコンパクト化したコンバインの開発が期待できる。4月14日発表した。
こぎ胴の回転軸を鉛直方向(縦置き)に配置してコンパクト化した脱穀部と、揺動選別部などを大幅に簡素化した選別部からなりウレタンゴム製のこぎ歯により、櫛(くし)ですくように脱穀できる。
脱穀必要動力は従来機の4分の1程度と、極めて小さい。さらにわらくずの発生が少なく、揺動選別部分と2番オーがー(穀粒排出装置)が不要になり、中山間地域対応自脱型コンバインに適用したところ、部品数を200点程度削減できた。
同機構は「今後、選別損失を低減するとともに、コンバイン機体の形状、こぎ胴の配置、選別部の構造などを検討して、早期の実現を図っていく予定」としている。
(写真)200点ほどの部品を削減した中山間地域対応自脱型コンバイン
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】野菜類・花き類にオオタバコガ 県南部で多発のおそれ 兵庫県2024年11月8日
-
香川県で国内6例目 鳥インフルエンザ2024年11月8日
-
鳥インフル 過去最多発生年ペースに匹敵 防疫対策再徹底を 農水省2024年11月8日
-
高い米価続くか 「下がる」判断やや減少2024年11月8日
-
国内初 牛のランピースキン病 福岡県で発生2024年11月8日
-
(409)穀物サイロ・20周年・リース作り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月8日
-
高温対策技術研修会を開く JA鶴岡2024年11月8日
-
「農業を成長産業に」 これからのJA運動めぐり議論 新世紀JA研究会2024年11月8日
-
事業利益 前年同期比4.9億円増 JA全国共済会上期決算2024年11月8日
-
「天穂のサクナヒメ」コラボ「バケツ稲づくりセット」先行申込キャンペーン開始 JAグループ2024年11月8日
-
みどりの協同活動(仮称)の推進 新世紀JA研究会・福間莞爾常任理事2024年11月8日
-
廃棄ビニールハウスから生まれた土産袋で「おみやさい」PRイベント実施 千葉県柏市2024年11月8日
-
食料安全保障・フードテックの専門家が分析「飼料ビジネストレンド」ウェビナー開催2024年11月8日
-
旬のイチゴを「食べ比べ」12種&5種 予約受付開始 南国フルーツ2024年11月8日
-
JAアクセラレーター第6期 採択企業9社が6か月間の成果を発表 あぐラボ2024年11月8日
-
"2035年の農業"見据え ヤンマーがコンセプト農機を初公開2024年11月8日
-
カボチャ試交No. 「AJ-139」を品種名「マロンスター139」として新発売 朝日アグリア2024年11月8日
-
農作業マッチングサービス「ブリッジブースト」集団防除サービス拡充 ナイルワークス2024年11月8日
-
神奈川県の魅力発信「Kanagawa-Ken」日本酒ICHI-GO-CAN新発売 Agnavi2024年11月8日
-
初のバーチャルPPAを導入 川越工場でCO2排出量削減 雪印メグミルク2024年11月8日