カーネーション「フォーエバーラブ」を開発2015年4月28日
サカタのタネは、淡いピンク色で香りがあるポットカーネーションの新品種「フォーエバーラブ」を開発し、苗を生産者向けに発売する。
「フォーエバーラブ」は、カーネーションの生育時期にあたる冬から早春にかけての低温でもよく育ち、枝がよく分かれ、株張りが旺盛なため、ボリューム感のある草姿になるのが特徴だ。表面の土を覆い隠すように、株自体が大きくなるため、仕上がりの見た目が良い。
花色は日本人が好む淡いピンク色で、「母のような優しい女性」をイメージしたものだ。咲き始めはパステル調のピンク色だが、日数が経つにつれてオフホワイトに変わっていく。カーネーションとしては珍しく香りがあるため、他と違ったものを求める昨今の風潮がある中、「母の日」のニーズにも適している。
草丈は20?25cm、花径は4?6cm程度。母の日の贈答用として主流となっている5寸鉢(直径約15cm)仕立てに向いているほか、一回り小さい3.5寸鉢(10.5cm)にも使える。花は、花弁の端の切れ込みが少ないため、柔らかい印象を与える。また重ねがよく立体感があるため、ゴージャスに見える。 なお贈答用の鉢物は、屋内で飾られることが多いため、屋内での開花性や持続性が重要だ。同品種は、従来品種の花が1週間?10日程度でしぼむところ、2週間程度咲き続ける(同社調べ)。花持ちがよく長期間楽しめる点と、母親への変わらない気持ちをかけて「フォーエバーラブ」(永遠の愛)と名付けられた。
2015年5月上旬から全国の種苗店などを通じて、生産者向けの苗の受注を開始する。出荷形態はプラントップ苗1000本/1箱で、希望小売価格(税別)は6万2000円。但し時期により価格は変動する。
この商品に関する問い合わせは、(株)サカタのタネ広報宣伝部(TEL:045-945-8876)まで。
(写真)低温で育つポットカーネーション「フォーエバーラブ」
重要な記事
最新の記事
-
「Webマイページ」操作ガイドを表示するサポート機能を導入 JA共済連2024年7月23日
-
【人事異動】JA共済連(8月1日付)2024年7月23日
-
トマトの免疫システムを回避する病原菌の変異メカニズムを解明 摂南大学2024年7月23日
-
「お料理セット」10周年 年間約1000万点に成長 利用感謝で肉増量 パルシステム2024年7月23日
-
【特殊報】タマネギえそ条斑病 県内で初めてタマネギほ場で確認 和歌山県2024年7月22日
-
【注意報】早期水稲に斑点米カメムシ類 栽培地域で多発のおそれ 熊本県2024年7月22日
-
【注意報】周辺草地と本田で斑点米カメムシ類が多発 適期防除を 宮城県2024年7月22日
-
国際協同組合デー「私たちは幸せに生きることはできない」 パレスチナの協同組合連合会2024年7月22日
-
外国法人が議決権持つ法人の農地取得 累計0.6ha 2023年 農水省調査2024年7月22日
-
外国資本による森林取得 累計で2868ha 林野庁2024年7月22日
-
「みどり戦略」実践へ 農業を次代につなぐ 農水省・久保牧衣子氏【全中教育部・オンラインJAアカデミー】2024年7月22日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県「たわわタウン谷山」で買い物とランチを満喫 JAタウン2024年7月22日
-
JR大阪駅で「みのりみのるマルシェ 岡山の実り」27日に開催 JA全農2024年7月22日
-
植物病害を発生拡大予測する数理モデル開発 トマトかいよう病の防除対策開発へ 農研機構2024年7月22日
-
農薬出荷数量は6.1%減、農薬出荷金額は3.8%減 2024年農薬年度5月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年7月22日
-
「第3回全農 全日本中学生カーリング選手権大会」新潟で26日から開催2024年7月22日
-
令和6年度「TOYOHASHI AGRIMEETUP」始動 第1回交流会の参加者募集 愛知県豊橋市2024年7月22日
-
福島県南相馬市「みらい農業学校」第2期入学生の募集を開始 マイファーム2024年7月22日
-
独自技術で水田の中干しを測定 北海道岩見沢市で実証実験 ソラテクノロジー2024年7月22日
-
晴れの国おかやま「フルーツ食堂」桃とぶどうの定食を期間限定で提供2024年7月22日