省エネ・低騒音の浅井戸用ポンプ発売 日立アプライアンス(株)2015年7月9日
省エネと図書館並の低騒音を実現した新製品、浅井戸・加圧給水用インバーターポンプ「スマート強(つよし)くん」が、日立アプライアンス(株)から10月1日に発売される。
従来のポンプユーザーの持っていた「電気代が高い」「運転音が大きい」といった不満の声に応えるために開発されたもの。
今回発売されるミニタンク式の浅井戸・加圧給水用インバーターポンプ「スマート強くん」WM-P250Xは、「高効率ポンプヘッド」や「高性能IPMモーター」などの搭載により、省エネと低騒音を達成した。
据付性にも配慮したコンパクトボディの本体質量は10kg。
モーター出力150W、400W、750Wの機種も、合わせて発売する。
<性能>
・高効率ポンプヘッドを搭載することにより、通水抵抗や障壁への衝突エネルギーを減らし、低騒音化を実現。
・高性能IPMモーターで電気的ロスを削減し、効率と信頼性を向上させた。
・日立独自の「カルマン渦式超音波流量センサー」を搭載。渇水などで井戸水の水位が下がると吸込側配管などで起きるキャビテーション(通水抵抗が高く速度が速いときに吸込側配管などで気泡ができる現象)が原因で給水量が減り、振動や騒音が発生する。センサーを搭載することにより、キャビテーションが起きない給水水量になるよう制御してくれる。無駄な電力消費を抑えられ、安定した給水が実現した。
・井戸水の水位が下がると井戸底の砂を巻き上げやすくなるが、井戸水に砂が混入するとポンプヘッド内が摩擦され、給水に必要な圧力が低下してしまう。それに対応するために、ポンプヘッドに新素材である弾性体のエラストマーを採用。新素材の弾性変形により砂の衝撃エネルギーを吸収することで使用時の摩擦を大幅に低減させ、圧力が持続するようになった。
<問い合わせ先>
家電ビジネス情報センター 電話:0120-3121-19(フリーコール)携帯、PHSからも利用可能。受付時間:9時~5時半(月~土)
ポンプホームページ
(写真)浅井戸・加圧給水用インバーターポンプ「スマート強くん」WM-P250X
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