担い手・集落営農向けトラクタ「レクシア」シリーズを発売 クボタ2015年8月3日
担い手や集落営農を中心として、営農規模の拡大が進展する中、クボタでは、操作性に優れ、省エネ機能を装備して環境負荷低減のニーズに応える、新時代の高性能トラクタ「レクシア」シリーズを発売する。
操作性に優れ、高性能で環境負荷を低減させたトラクタに対する要望に応えるべく、好評の「ニューシナジー」シリーズをフルモデルチェンジし、「レクシア」シリーズとして新発売する。昨年発売された77~97馬力「レクシア」シリーズの、下位馬力帯を構成するトラクタだ。
発売型式は、ホイル仕様・MR60(60馬力)、MR65(65馬力)、MR70(70馬力)の3型式と、パワクロ仕様・MR60-PC(60馬力)、MR65-PC(65馬力)、MR70-PC(70馬力)の3型式。
◎主な特長
(1)ディーゼル特殊自動車37~56キロワット(50.32~76.16馬力)の、3次排ガス規制に適合する新型ディーゼルエンジンV3307型を搭載。燃料噴射をコンピュータで細かく制御するコモンレールシステムや、クールドEGR(排ガス再循環システム)、ディーゼル・パティキュレート・フィルタなどを採用し、コンパクト設計ながら排ガス規制をクリアし、クリーンな排気を実現した。
(2)トラクタ盗難被害を防ぐため、エンジン始動の際にパスワード認証が求められる電子メーターを採用。パスワード認証ができないとエンジンが始動しない。
(3)トランスミッションは、高効率・省力化を実現し、変速ショックを低減させたスムーズシフトを新採用。
(4)4WDで作業中、ハンドルを切ると2WDに切り替わる旋回2WD機能を新たに採用。前輪による土押しが少なく、ほ場の荒れ、枕うねの損傷も少ないなど。
他にも、乗り心地と耐久性を向上させたパワクロ、ゆとりの居住空間と操作性・快適性を進化させたワイドキャビン、クボタスマートアグリシステム(KSAS)対応の「無線LANユニット」を標準搭載、省エネサポート機能、安全・安心サポート機能、110L大容量燃料タンクを搭載など、優れた機能や装備を採用・搭載している。
発売時期は平成27年8月から。希望小売価格はホイル仕様のMR60QMAXTL-Pが741万2040円、MR70QMAXUR-Pで848万4480円、パワクロ仕様のMR60QMAXUPC2-RF2FBが919万6200円、MR70QMAXTPC1-Pで892万8360円(共に税込み)。
この商品に関する問い合わせは、アグリソリューション推進部 TEL06-6648-3938まで。
(写真)クボタトラクタ「レクシア」MR70
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