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韓国から肥料を輸入 JA全農2016年8月17日

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 JA全農は、生産コスト低減に向けて、韓国から安価な化成肥料の輸入に本格的に取り組むことにした。

輸入される化成肥料 農家手取りの最大化、生産コストの低減が大きな課題となっているが、JA全農ではこうした要請に応えるために、担い手生産者を対象とした、安価な輸入化成肥料を本格的に取扱うことにした。
 これは、コンテナ単位(20t)で生産者からの注文を取りまとめて、全農が海外メーカーに発注。港湾から生産者に直行供給することで、割安な価格設定(国産同成分対比3~4割程度安価、地域によって違いがある)を実現するというもの。
 その第一弾として、韓国で製造されている1銘柄を輸入することにした。取扱銘柄は、成分が窒素15%、りん酸15%、加里7%(15-15-7)の化成肥料で、韓国が東南アジア向け輸出用等に生産している銘柄。窒素がアンモニア性の速効性肥料で、水稲・麦・露地野菜などに使用できるという。
 全農では、加里成分が少ないので、土壌診断を行い、堆肥等の土づくり肥料と併せて使用して欲しいとしている。
 保証成分は、日本の肥料取締法に適合しているが、水分が国産よりやや高い。そのため、一定期間保管すると固結性が高まる可能性があり、購入後すぐに使用する生産者が対象になるとしている。
 また、側条施肥機、施肥播種機には適していないので、注意が必要だといえる。
 さらに品質面では、粒状分布では2mm以下は極めて少ないが、4mm以上が10%程度と多く、平均粒度はやや大きめとなっている。硬度は国産より高く、粉化率は国産より低いという。
 価格については、最寄りのJAへ問い合わせとなっている。
 受渡条件として、コンテナ単位(20t、実際の配車は10t満車×2台)での受渡ができる生産者が対象で、生産者の指定場所に届けられるが、10t車が進入できるスペースがあり、パレットごと荷卸しできる設備(1.5t以上のフォークリフトなど)を備えていることが必要だ。
【申込・発注確定】
◎申込は、8月26日(金)までにJAを通じて注文。
受渡条件が確認できた段階で受注確定となる。
なお、受注確定後のキャンセルは受付けられないとしている。
【受渡時期】
平成28年10月上旬(28年秋肥用)

 JA全農では、今回の結果を踏まえて、28肥料年度春肥用の取扱いを予定しているという。
(写真)輸入される化成肥料

(JA全農の関連記事)
低コスト商品などをホームページに掲載 JA全農 (16.08.17)

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