施肥回数減 肥料新ブランド「省力王」 第1弾はネギ用「ネギエース」 サカタのタネ2017年1月13日
(株)サカタのタネはネギ用コーティング肥料「ネギエース」の受注を1月から、販売を2月から開始する。追肥の回数を減らす肥料の新ブランド「省力王」の第1弾となる商品。
ネギの栽培は1年近く期間が必要で、通常、元肥と追肥で6回の施肥が必要。「ネギエース」では、元肥と追肥あわせて2回に削減できる(同社調べ)。農業の高齢化対応や大型農業法人での人件費削減が期待できる。
なお、「ネギエース」開発は同社のネギ育種担当者が監修したため、ネギの生育と特性にあった成分が配合されている。
元肥に向く「ネギエース 795 50日タイプ(N-P-K=7-19-15)」と追肥に向く「ネギエース 246 150日タイプ(N-P-K=22-4-16)」の2種類を発売。1袋10kg入りで全国の種苗店、農業資材店を通じて販売。希望小売価格(税抜・送料別途)は3000円。
「省力王」シリーズは「労力軽減」をコンセプトに、肥料の周りをポリウレタン樹脂でコーティングした新型肥料。肥料成分がゆっくりと溶け出すため肥料効果を長く持続できる。追肥の回数を減らし、生産者の労力軽減に役立つ他、肥料焼けが少なく、根の近くへの施肥もできる。
(写真)「ネギエース 795 50日タイプ
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