農業用ポンプの遠方監視システムを開発 農研機構2018年12月4日
運転中の農業用ポンプ設備の潤滑油を常時分析・評価することで異常兆候をリアルタイムに検出するシステムを11月30日、農研機構が発表した。
(写真)遠方監視システムの構成、ポンプと計測装置(モニタ・潤滑油分析装置)、状態監視サーバで構成
農研機構とトライボテックス(株)、(株)クボタは共同でポンプを分解することなく設備の異常兆候を検出・通知するシステムを日本ではじめて開発した。
このシステムは、あらかじめ設定した管理基準値を超える異常データを検知すると、アラートを設備管理者の携帯端末(スマートフォンなど)に自動通知するもの。それらの情報に応じ、故障停止を回避する対応ができる。
このシステムはメーカーを問わず設置でき、既存のポンプに対しても軽微な改造を行えば追加できる。ポンプ以外にも回転部に潤滑油を使用する大型の回転機器への応用も可能。
今年度内に販売開始予定で、価格は1000万円程度。
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