「光学式粒状物選別機」で中国地方発明表彰を受賞 サタケ2019年11月5日
令和元年度中国地方発明表彰の表彰式が10月25日、広島ガーデンパレスで行われ「光学式粒状物選別機の検量線自動設定システム」を発明(特許登録)したサタケの社員4人が特許庁長官賞を受賞した。また、同発明の実施化に顕著な功績があったと認められる法人の代表者として、佐竹利子代表が実施功績賞を受賞した。
左から、特許庁長官賞を受賞した技術本部制御開発グループ長の原正純氏、同本部選別・計測グループ選別チーム主査の立石芳和氏、同主事の宮本知幸氏、同制御開発チーム主事の石津任章氏
表彰の対象になった特許(特許第6152845号)は、米・麦などの穀粒や樹脂ペレットなどの粒状物を良品と不良品とに判別、あるいは粒状物に混入する異物を判別し、噴風により吹き飛ばして除去する光学式粒状物選別機の、不良品や異物の選別基準を自動設定する機能に関するもの。食の安全・安心やプラスチックリサイクルの推進に貢献する技術で、サタケの多用途光選別機「BELTUZA」シリーズや「ピカ選α PLUS」シリーズに採用されている。
同表彰は、(公社)発明協会が主催。各地方での発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に、大正10年に創設された。
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