収穫・調整作業がラクに コマツナ新品種「さくらぎ」発売 サカタのタネ2019年11月22日
サカタのタネは、極立性で収穫・調整作業性に優れるコマツナの新品種「さくらぎ」の種子を2020年6月下旬から発売する。同社はコマツナの中軸を担う品種として、積極的に拡販していく。
コマツナの新品種「さくらぎ」
「さくらぎ」は、中早生の品種。最大の特長は極立性のためほ場で葉が絡まず、細根が少ないため土が付きにくい。また、下葉が取りやすいなど収穫・調整作業性に優れている。コマツナ栽培では、収穫・調整作業は全労働時間の約8割とも言われ、野菜品目の中でもとりわけ収穫・調整の省力化が重視される。
また、葉肉、葉柄が厚い上に株張りがよいため重量が乗りやすく、照りのある葉と極立性の草姿で見栄えも優れた高収量、高品質を期待できる品種だ。
栽培面では、主根が長く深いため、乾燥によるカッピングやチップバーンが発生しにくく、春・秋に発生しやすい白さび病や、夏に発生しやすい萎黄病に耐病性がある。
また、寒さ、暑さへの適応範囲が広く、気候が読みにくい季節の変わり目でも栽培できる。
「さくらぎ」は、第64回全日本野菜品種審査会1等特別賞、農林水産大臣賞を受賞。
コマツナ「さくらぎ」の種子の希望小売価格は20ml袋で520円、2dl 袋で4950円。全国の種苗店、JAを通じて販売する。
(関連記事)
・タネから育てる楽しさ簡単に 初心者向けキットも発売 サカタのタネ(19.11.22)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(125) -改正食料・農業・農村基本法(11)-2025年1月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (42) 【防除学習帖】第281回2025年1月18日
-
農薬の正しい使い方(15)【今さら聞けない営農情報】第281回2025年1月18日
-
イタリアはラーメンブーム【イタリア通信】2025年1月18日
-
「一揆は対立ではなく連携へののろし」 この機逃せば農村消える 山形県の農家・菅野芳秀さん2025年1月17日
-
鳥インフルエンザ続発 愛知で国内30例目、千葉で31例目2025年1月17日
-
米の作況指数 「農水省発表マイナス5が新潟の実感」 新潟大・伊藤助教が指摘2025年1月17日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月17日
-
令和6年度スマート農業アクセラレーションサミット開催 JA全農2025年1月17日
-
(418)日本初のグローバル化の功罪【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】有機農業で次代に活路 JA常陸組合長 秋山豊氏2025年1月17日
-
【JAトップ提言2025】環境と農業の両立に的 JA秋田中央会会長 小松忠彦氏2025年1月17日
-
生産者にZ‐GIS活用講習会 JA全農2025年1月17日
-
JA広報大賞 JAふくしま未来に決定 JA全中2025年1月17日
-
農業界特化就活フェア「あぐりナビ就活FES.」東京、大阪で開催 アグリメディア2025年1月17日
-
「2024年度 GAPシンポジウム」開催 日本生産者GAP協会2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベリマークSC」 FMC2025年1月17日
-
適用拡大情報 殺虫剤「ベネビアOD」 FMC2025年1月17日
-
日本生協連「くらしと生協」包丁研ぎの魅力を伝えるアニメ動画を公開2025年1月17日
-
東大阪農業PR大使・シャンプーハットてつじ密着取材「ピカッと東大阪」で公開2025年1月17日