冬の花壇を彩る花苗3選 タキイ種苗2019年11月25日
タキイ種苗(京都市)は、今からでも植え付けが間に合う冬の花壇におすすめの花苗3つを紹介している。本格的に寒くなるこれからの季節、さびしくなりがちな庭を華やかに彩り、春までの長い期間を楽しむことができる。
1.幅広いシーンで活躍 冬の定番「ハボタン」




写真説明:左から「フレアホワイト」、プラチナケール「ルシール」、「フェザーレッド」、「フェザーホワイト」
日本の冬を彩る花といえばハボタン。年末年始にハボタンがあると"日本のお正月"の雰囲気も高まる。昔から丸葉系やちりめん系など様々なタイプのハボタンがあるが、最近は"和"だけでなく洋風のアレンジメントにぴったりな種類がたくさんあり、クリスマスにも楽しめるようになった。
◆「フレアホワイト」
まるでバラのように華やかな、新感覚のハボタン。従来のハボタンに比べて中心部分まで美しい純白で、他の花材と組み合わせるとより白さが際立つ。
◆プラチナケール「ルシール」
プラチナケールは通常のハボタンとは異なり、葉の表面にワックス成分がなく、葉にメタリックな光沢があるのが特徴。高級感があり、新しい花材として取り入れるとお庭の演出の幅も広がる。
◆「フェザーレッド」「フェザーホワイト」
切れ込みのあるギザギザとした特徴的な葉は、羽毛や雪の結晶をイメージさせる。クリスマスやお正月など幅広く利用できる。
2.カラフルな花色で華やかに「リナリア」
「フィリア」シリーズ
ヒメキンギョソウとも呼ばれるリナリアは、その名の通り金魚に似た小さなかわいらしい花を咲かせる。単色で楽しむのはもちろん、花色が豊富で複数の色を組み合わせて寄せ植えにすると、より華やかな花壇になる。
◆「フィリア」シリーズ
これまでの品種に比べて分枝が多いため、花数も多くなる。節間が短く、株姿が乱れずにこんもりと形よくまとまり、春まで美しさを保つ。
3.寒い季節に暖かな花色がホッとする「カレンジュラ」
「エミフル」シリーズ
別名は金盞花(キンセンカ)。切り花のイメージが強いが、花壇や鉢栽培に向いている草丈の低い品種もある。鮮やかなオレンジや黄色の花色が特徴的で、冬の花壇を明るくコーディネートできる。
◆「エミフル」シリーズ
かわいらしい半八重の花がたくさんつき、従来の品種に比べ、分枝が多く、花数も多い。株がこんもりとドーム状にまとまる。中心が黒と黄の2タイプあり、好みで組み合わせられる。
◎エディブルフラワーで楽しむ

食用花としても利用
カレンジュラはエディブルフラワー(食用花)としても利用できる。苗の購入時に咲いていた花は、農薬などが散布されている可能性があるため、食用は厳しいが、自分で育てた花なら安心だ。
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