大規模生産者向けダイコン収穫機がモデルチェンジ 井関農機2020年2月17日
井関農機は大規模生産者向けダイコン収穫機「VHD1250」を発売した。
新機能を搭載しただいこん収穫期の「VHD1250」
生産者1軒当たりの栽培面積が拡大しているダイコンは、重量があり収穫作業に負担がかかることからさらなる能率化や省力化が求められている。
これまで主に大規模生産者向け市場に導入されてきた「VHD125」を、より市場の声に応えてバージョンアップしたのが「VHD1250」だ。
新たな機能として、盗難を防ぐために機械1台ごとに異なるイグニッションキーを採用。また、メーターパネルのデザインを変更し、視認性を向上することで、エンジンの回転数や燃料の残量が一目でわかるようになった。さらに、排ガス自主規制に対応した新エンジンを搭載し、環境にやさしい仕様となっている。
ダイコンの収穫機能としては、10アール当たり2~4時間と効率的に収穫作業ができ、作業者は、腰を曲げた引き抜き作業から解放される。ハンドルを握ったままスイッチ一つで簡単に掘り取りの高さ合わせができる掘り取り上下スイッチも備えている。
また、収穫したダイコンの肩を傷つけないように揃え、ステンレス刃で高精度に葉茎を切断。切断面がきれいに揃うため再切断の必要はない。
年間の販売目標台数は10台。希望小売価格は691万9000円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日