「国際農業電子財団」コアメンバーに 日本企業初選出 クボタ2020年2月21日
クボタ(大阪市浪速区)は2月20日、国際農業電子財団 (AEF)のコアメンバーに日本の農業機械メーカーとして初めて選出されたことを発表した。
AEFは、農業機械の技術革新と電子化プロセスの標準化を目的とする国際団体。メーカーの枠を超えて、農業機械の電動化、電子制御に関するプラットフォームを構築することを目的とし、2008年にグローバルに事業展開する農機メーカー7社によって設立された。現在、11社のコアメンバーと約200社のゼネラルメンバーから構成されている。
これまでは、クボタグループのクバンランド社が設立当初からコアメンバーとして参画していたが、クボタが昨年7月に欧州イノベーションセンターを設立し、他社とのパートナーシップ強化を推進するなか、クバンランド社に代わってコアメンバーに入った。
クバンランド社は、トラクタから動力を受けてさまざまな農作業を行う「インプルメント」の専業メーカー。2012年からクボタグループの傘下にあり、農業機械の国際通信規格ISOBUSを開発し、長年にわたり農業機械の進歩に貢献している。
AEFのコアメンバーになることについて同社広報部は、「今後、様々な規格の策定に主導的に関与できる立場になり、欧州を中心とする最新の業界の動向を把握することが可能になる」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日