リコピンの機能性表示で国内初の生鮮トマト発売 タキイ種苗2020年3月5日
タキイ種苗が品種開発した「ファイトリッチ」シリーズのトマト(品種名:PR-7)が、リコピンの機能性表示では生鮮食品で国内初となる機能性表示食品「サラダボウルのごちそうトマト(ファイトリッチ)」として発売される。
「サラダボウルのごちそうトマト(ファイトリッチ)」
農産物の生産、販売、加工などを行う農業法人、サラダボウル(山梨県中央市)で生産管理され、首都圏のスーパーなどで3月から順次販売される。
これまでリコピンの機能性表示はジュースなどの加工品でしか届出がなく、生鮮食品での表示は日本で初めて。
届出表示によると、「サラダボウルのごちそうトマト(ファイトリッチ)」にはリコピンが含まれ、リコピンを22mg/日摂取すると、血中LDLコレステロール(※)を低下させる機能があることが報告されている。さらに、同商品を200g(2~5個)食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できるという。
「サラダボウルのごちそうトマト(ファイトリッチ)」の産地は兵庫県の兵庫ネクストファーム。
※LDLコレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ役割を担い、増えすぎると動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞を発症させる悪玉コレステロール。
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