マイクロソフトと戦略的提携を発表 クボタ2020年3月18日
クボタとマイクロソフトは3月17日、複数年にわたる戦略的提携を発表した。クボタのデジタルトランスフォーメーションの推進に向けて、ITインフラやSAPなどの基幹システムを「Microsoft Azure」を基盤とするクラウドプラットフォームに移行する。
クボタは、Microsoft Azureを標準基盤にすることで業務を合理化し、イノベーションを加速させ、ソリューション提供型のビジネスへの移行をめざす。また、世界各地のニーズに応じた農業機械を通じ、増大する食料需要に応える。水環境分野では、水道管から水処理施設に至るまで豊富な製品群でトータルソリューションを提案していく。
さらに、両者は提携を機に、新たに「AI Machine Learning Labプロジェクト」を立ち上げる。同プロジェクトでクボタは、AIソリューションを開発する新たな技術者の育成や社内の業務革新、食料・水・環境分野における新サービスを構築。一方、マイクロソフトは、Azure Machine Learningで提供する広範な知識と先端技術を活用し、クボタのAIへの取り組みを支援する。
クボタの北尾裕一社長は「地球規模で広がる課題に対応するにはデジタルトランスフォーメーションが不可欠であり、本提携はその大きな一歩。マイクロソフトとともに、イノベーションの創出と、新たなソリューションとバリューを社会に提供していくことをめざす」と話した。また、マイクロソフトのエグゼクティブバイスプレジデント、ジャドソン・アルソフ氏は、「環境に適合した農業と農業機器のリーダーであるクボタの深い経験とMicrosoft AzureのパワーとそのAI機能を組み合わせることで、地球上に食料を供給し、きれいな水を確保し、持続可能性を促進する新しいイノベーションを実現できる」とコメントしている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日