食品ロス問題意識調査 「関心がある」95.6% 唐沢農機サービス2020年4月22日
唐沢農機サービス(長野県東御市)は、「一般消費者(農業関心層)の食生活に関する調査」を行い、同社が運営する農業メディア「TSUCHIKAU(ツチカウ)」で結果を発表した。調査期間は、3月4日から3月9日で農業に関心のある全国の20歳以上の男女にインターネット調査。サンプル数は113。
「食品ロス問題」への関心度は95.6%
調査によると、食品ロスに「関心がある」と答えた人は95.6%。対策として「家での食事で残さず食べる」「外食時に残さず食べる」の2つをいずれも7割以上が実践していると答えた。
食品ロス問題の実践事項は「残さず食べる」「余らないように買う、作る、注文する」
比較対象として挙げたベジタリアンは、調査対象者のほとんどが認知しているのに対し、完全採食主義の「ヴィーガン」の認知率は6割強、動物性食品を意識的に減らす緩やかな菜食主義「フレキシタリアン」は3割強となった。
「ヴィーガン」の認知率は6割強
また、ヴィーガンやフレキシタリアンの食生活に「取り組みたい」という人はヴィーガンが1割、フレキシタリアンは2割弱に留まり、その理由として、「ストレスが溜まりそうだから」が多数だった。
ヴィーガン、フレキシタリアンの実践に半数以上が否定的
いずれも欧米では環境問題に対する取り組みの一環として知られる食生活のスタイルだが、日本では食品ロス解消への選択肢として浸透していない様子がうかがえた。
ヴィーガン、フレキシタリアンの意向理由
ヴィーガン、フレキシタリアンの非意向理由
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