農業課題解決へ、若手エンジニア支援プログラムで17歳の企画を採択 ラック2020年4月24日
社会の基盤システムの開発などを行うラック(東京都千代田区)は、ITに関する突出した技術力やアイデアを持った若者を支援するITスーパーエンジニア・サポートプログラム「すごうで」の2020年度採択プロジェクトに高専生の原田そらさんが提案する「手のひらから、はじまる農業。市民農園支援プラットフォームGamifyAgriの開発」を決定した。
採択されたプロジェクト提案
7件の応募の中から選ばれた原田さんの提案は、「スマートフォンアプリを活用し普段農業に触れることのない人々と農業を結びつけ、市民農園支援プラットフォームをつくること」を目標とするもの。
日本の農業や地域社会が抱える人手不足、耕作放棄地などの課題解決という目標が明確かつ具体的で社会への貢献が期待される。さらにアプリによって関心のなかった人々を巻き込むために、「ヒト・モノ・コト」が出会うコミュニティ形成を促すなどのエンターテインメント的要素を加えている点などが評価された。
同社は2020年度中、原田さんがめざす市民農園プラットフォームの開発とビジネス開発にあたり、エンジニアからメンターを選任し、必要な技術的助言を行うほか、希望するコンピュータサイエンス関連の研修受講、事業化の活動などに要する費用を、最大100万円まで支援する。また、ビジネス化に向けたさまざまな相談に乗り、計画の実現に向けてサポートする。
「手のひらから、はじまる農業。市民農園支援プラットフォームGamifyAgriの開発」の詳細は、同社のウェブサイト「LAC WATCH」で紹介している。
【手のひらから、はじまる農業。市民農園支援プラットフォームGamifyAgriの開発】
提案者の原田そらさん
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日