売上高4.2%減 2020年12月期第1四半期決算短信 井関農機2020年5月22日
井関農機は5月15日、2020年12月期第1四半期決算短信(2020年1月1日~3月31日)を発表した。
同期間の売上高は、前年同期比13億9300万円減の319億6000万円で同4.2%減少した。
国内では補修用部品と修理整備等のメンテ収入が堅調に推移し、大型物件が完成した施設工事が増えた一方、消費増税後の不透明な需要環境に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響にともなう展示会の中止による営業活動の自粛などにより農機製品などが減少した。国内売上高は前年同期比3億2600万円減の250億7200万円で前年同期比1.3%の減少となった。
一方、海外では、中国向けの田植え機半製品の出荷増や韓国向けトラクタの出荷が伸びたが、北米で一部商品に搭載した仕入れエンジンの入荷が遅れたことなどからトラクタ出荷が減少した。欧州では、為替の影響と新型コロナウイルス対策で現地の代理店が一時閉鎖されたため出荷調整を行い減少。アセアンはインドネシア向けトラクタの出荷が減少した。海外売上高は、前年同期比10億6600万円減の68億8900万円で前年同期比13.4減だった。
商品別の売り上げ状況は以下のとおり。
◎国内
トラクタ、乗用管理機など整地用機械は、57億3400万円で前年同期比14.9%減。田植機、野菜移植機の栽培用機械は17億5300万円で同20.6%減少した。また、コンバインなど収穫調整用機械は、20億9100万円で同25.3%減。作業機・補修用部品・修理収入は82億2400万円で同5.3%減。その他農業関連は72億6900万円で同46.4%増加した。
◎海外
トラクタなど整地用機械は48億8900万円で前年同期比18.3%減少した。田植機など栽培用機械は10億3200万円で同25.3%増加。また、コンバインなど収穫調整用機械は1億1600万円で同12.8%減、作業機・補修用部品は6億5500万円で同7.1%減。その他農業関連は1億9400万円で同37%減少した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日