経常利益8.6%増 2020年3月期決算短信 片倉コープアグリ2020年6月2日
片倉コープアグリは5月26日に3月期決算短信(2019年4月1日~2020年3月31日)を発表した。
同連結会計年度の経営成績は、売上高は375億6100万円で前年同期比2.0%減。営業利益は14億900万円で前年同期比16.2%増。経常利益は13億7900万円で前年同期比8.6%増。親会社株主に帰属する同期純利益は8億7700万円で前年同期比12.3%減となった。
各セグメント別の概況は次のとおり。
◎肥料事業
利幅を抑えた集中購買品の受注増および従来製品の数量減により、売上高は295億9900万円で前年同期比0.8%減となった。一方、利益面では生産効率の向上及びコストの削減により、セグメント利益は17億2500万円で前年同期比10.1%増となった。
◎化学品事業
工業用リン酸や飼料用リン酸カルシウムを中心に販売数量が減少し、売上高54億3000万円で前年同期比10.8%減となった。一方、利益面では、輸入原料価格が抑えられたことにより原価率が良化し、セグメント利益は4億1400万円で前年同期比4.1%増となった。
◎不動産事業
現状の賃貸物件による安定的な収益を確保し、売上高6億1800万円で前年同期比0.1%増、セグメント利益は3億7400万円で前年同期比0.3%減となった。
◎その他事業
プラント施工の受注増により売上高31億1800万円で前年同期比7.1%増となったが、海外事業の先行費用が継続しているためセグメント損失は4100万円で前年同期は7000万円の損失となった。
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