野菜収穫機4機種をマイナーチェンジ ヤンマーアグリ2020年6月12日
ヤンマーアグリは、加工業務用にんじん、だいこん、キャベツ、はくさいの大型野菜収穫機4機種のマイナーチェンジを行い、いずれも7月1日より販売開始すると発表した。
近年、加工業務用野菜の需要が高まっており、契約栽培に取り組む大規模農家などでは定時定量出荷が求められている。その一方で収穫作業は未だ大変な重労働となっており、規模拡大のネックにもなっていることから、同社は人手不足の解消、収穫作業の軽労化、野菜栽培の規模拡大の実現に向け、大型野菜収穫機のマイナーチェンジを図り、より効率的な収穫作業を提供するという。
4機種の共通の特長は次の3つのとおり。
1.車体の傾きを自動で制御する車体水平制御機能(UFO)
傾斜地やうねの上での収穫作業において、車体水平制御機能(UFO)により車体の傾きを常に自動で制御するため、オペレーターは運転操作に集中して精度の高い収穫作業が行える。
※にんじん収穫機HN1400,AU(C)/HN2400,AU(C)、だいこん収穫機 HD1400,AU(K)のみ
2.収穫作業に最適なエンジン回転数を簡単に設定
作業に最適なエンジン回転数を簡単にセットできることにより、わずらわしい操作が不要。作業中のエンジン回転数を一定に保つことで、安定した精度の収穫が行える。
3.作業に合った作業速度を思い通りに微調整
作業速度を小数点以下2桁までデジタル表示する「メーターディスプレイ」により、細かな速度調整が行えるのでより精度の高い収穫作業が可能。(例:0.10m/s から0.14m/s への速度調整)また、複数のオペレーターで交代しながら作業する場合も、最適な作業速度を再現可能となるため作業精度が安定する。
4機種の商品概要は次のとおり。
◎にんじん収穫機
商品名:にんじん収穫機「HN1400,AU(C)」(1条掘り)/「HN2400,AU(C)」(2条掘り)
発売日:2020年7月1日
商品価格:1070万~1665万円(税抜、メーカー希望小売価格)
特長:栽培体系や作業規模に合わせ、1条掘りと2条掘りの2つの機種をラインナップ。また、収穫体系や出荷体系に合わせてフレコンバックタイプとハーフコンテナタイプが選べる。
【にんじん収獲機HNシリーズ】
◎だいこん収獲機
商品名:だいこん収穫機「HD1400,AU(K)」
発売日:2020年7月1日
商品価格:1080万~1120万円(税抜、メーカー希望小売価格)
特長:高耐久性ステンレス刃により高精度に茎葉をカットするため、収穫後の再調製が不要になります。また、K仕様はカット位置を加工用と生食用に変更することができるので、出荷体系に合わせた収穫作業がより効率的に行える。
【だいこん収獲機HDシリーズ】
◎キャベツ収獲機
商品名:キャベツ収穫機「HC1400,AK」
発売日:2020年7月1日
商品価格:1095万0000円(税抜、メーカー希望小売価格)
特長:収穫・選別・調製を同時に行えるため、高効率な作業が可能。作業台に乗った補助者は腰を曲げずに選別・調製作業ができるため、身体への負担が大幅に軽減される。
【キャベツ収獲機HCシリーズ】
◎はくさい収獲機
商品名:はくさい収穫機「HH1400,A」
発売日:2020年7月1日
商品価格:1135万0000円(税抜、メーカー希望小売価格)
特長:特殊スポンジベルトにより、はくさいを傷付けることなく収穫可能。また、はくさいの茎葉部を2枚の回転刃で確実にカットし、切断面への土付着を抑え、きれいに収穫できる。
【はくさい収獲機HHシリーズ】
【商品に関する問い合わせ先】
ヤンマーアグリ株式会社 お客様相談室
TEL:06-7636-9298
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