オンライン展「農フェス!」8月末まで開催しスマート農機など展示ークボタ2020年6月18日
(株)クボタは、オンライン上の展示会「農フェス!クボタバーチャル展示会」を専用ウェブサイトで開始した。8月31日まで公開している。
新型コロナウイルスの影響で、対面でのコミュニケーションが制限される中、同社は農業従事者をはじめとする顧客に寄り添いながら、日本農業の活性化に貢献していく狙いから同展を企画したもの。
同社は例年、顧客と直接コミュニケーションをとり製品を展示する場として、全国各地で農業機械の展示会を開催していた。昨年は主要なものだけでも、延べ10万人を超える来場者があった。
しかし、新型コロナウイルスの影響により例年通りの展示会開催が制限されることから、今回はオンラインで参加できる農フェスを開くことにした。
農フェスでは、自動運転農機をはじめとした最新のスマート農機や「130周年アニバーサリーモデル」の紹介、農業機械ユーザーのインタビュー動画配信、栽培技術相談など多彩なコンテンツを用意。日本の農業を支える仲間が交流する場としていきたい考えだ。
農業の未来を描くため、130周年の節目に発表したコンセプトトラクタは、人工知能(AI)や電動化技術などが備わった完全無人の自動運転トラクタ。生産者それぞれが描く「農業へのビジョンや意味」の実現を支える存在と位置付け、最先端技術を活用して開発を進め持続的な農業を支えていく決意を示している。
スマート農業のコーナーでは、営農支援システム「KSAS」やアグリロボ仕様のトラクタ、コンバイン、田植え機などを紹介。さらに130周年を記念した特別装備の各種アニバーサリー機も展示している。
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