農業用国産トンネルパッカーの大幅なコストダウンに成功ーサン・フローラ2020年6月19日
(株)サン・フローラは、農業用国産トンネルパッカー(シャクトリムシ・ウイング)の大幅なコストダウンに成功した。協力工場と連携し量産型製造ラインを確立した。
トンネルパッカーの使用例
同社は1978年に、世界で初めてトンネルパッカーを考案。今回確立した量産型の製造ラインは、原料となる樹脂を変更せず大幅に価格を下げることに成功した。今後は営業所の増設に加え、全国的な販路開拓を目指していく計画。
同社は創業以来国産にこだわり、国内工場で選別された樹脂を活用。対候性や安全性に優れた商品を提供し続けてきた。
昨今の世界情勢の変化により、あらゆる分野で国内製品の安全性が再認識されている。同社は今後も国内製造に立脚した安心・安全な商品を製造・供給していく方針だ。
また、従来のトンネルパッカーはホールド力がすぐに弱くなり、固定できなくなったり外しにくい、つまみが潰れる、固いなど作業効率が非常に悪い製品が少なくなかった。
同社が昨年発売した新製品「トンネルパッカーウイング」は、年配者や女性の生産者にヒアリングし、現場でのテストを経て開発した商品。
このため、誰でも簡単に取り外しでき指を痛めることも軽減されている点が特徴となっている。
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