先進農業ビジネス網羅した「2030年のフード&アグリテック」発刊 同文館出版2020年7月8日
同文館出版は、農と食の未来を変える世界の先進ビジネス70件を紹介している「2030年のフード&アグリテック」(A5判232ページ、野村アグリプランニング&アドバイザリー(株)=佐藤光泰・石井佑基共著、税込2530円)を発刊した。
同書は世界的に成長が著しい「フード&アグリテック」を野村アグリプランニング&アドバイザリー(株)独自の視点で、次世代ファーム、農業ロボット、生産プラットフォーム、流通プラットフォーム、アグリバイオの5分野に区分けし、各分野の市場動向と先進事例、2030年までの市場規模予測と事業展望を示したもの。
第Ⅱ部の先進事例では、世界の先進スタートアップ/企業70社の訪問調査に基づき、会社概要や事業概要、ビジネスモデル図、今後の計画、特徴・イノベーションを各社2ページでまとめている。
海外先進事例では、昨年ナスダック市場に上場した植物肉開発のビヨンド・ミートをはじめ、米国最大規模の農業プラットフォーマーであるFBN、マサチューセッツ工科大学発のゲノム編集スタートアップベンチャーであるギンコ・バイオワークス、世界シェア7割を握るドローンメーカーの中国DJI、中国最大規模の食材ECプラットフォーマー・メイツァイ、イスラエルの収穫ロボットメーカーであるテヴェルなどを取り上げている。
同書では、フード&アグリテックの2019年国内市場規模を2526億円と推計し、2030年には1兆6351億円に拡大すると予想。食に携わる企業関係者をはじめ異業種企業の「新規事業」検討にも役立つ内容となっている。
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