日本初のAI米粒等級解析アプリを提供開始 スカイマティクス2020年7月31日
スカイマティクス(東京都中央区)は、スマホ写真ひとつで玄米等級を判定できる業界初のスマホアプリ「らいす」の提供を始めた。
米の生産者は、収穫後に農作物検査場で玄米等級の検査を受けるが、自身の想定より低い等級と判定された場合、持ち帰って再選別・再検査を行うという手間と労力がかかってしまう。また、事前に自分で等級を調べる場合には、穀粒判別機能付きの高価な計測器を購入しなければならないという課題があった。
「らいす」は、アプリ内のカメラで撮影した米粒画像を、独自のAIシステムで自動解析し玄米等級の目安を判定・表示することができるアプリ。誰でも簡単に使える操作性で、高価な穀粒判別機能を有する計測器の購入も必要ない。また、農作物検査を受ける前に自分で等級の目安を確認できるようになり、持ち帰りや再選別、再検査の手間がなくなることから作業効率が高まる。
解析結果は、稲刈日・乾燥日・籾摺日・ロットNo・品種情報とセットで管理でき、農作物検査後、実際の検査等級の入力も可能。解析回数、ユーザー数、機能に応じて月額500円から複数のプランを用意しており、個人農家から大規模農業生産法人まで利用可能。1か月間の無料トライアルで試すことができる。
「らいす」概要
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