閑散期の企業と繁忙期の農家つなぐ バイトマッチングサービス開始 アイアグリ2020年8月27日
農業に特化した単発アルバイトマッチングサービス「AIagri.(アイアグリ)」を運営する(株)KIRI(愛媛県松山市)は、農業現場の人手不足を解消していくために愛媛エリアで「AIagri.マッチング」の提供を始めた。
これまでの1日単位で働ける農業のアルバイトマッチングサービス「AIagri.」に加え、企業に所属しながら一定期間農業現場へ働きに行ける「AIagri.マッチング」を展開する。連休や長期休暇期間を終えて仕事が繁忙期から閑散期へ移る旅行業界や、新型コロナウィルス感染症の影響で業務量が減少した交通業界、またシーズンオフを迎えるスポーツ界など、人手が余る期間のある業界と農繁期を迎える農家をつなぐ。
新型コロナウイルス感染症の影響により、従来農繁期に受け入れていた県外・海外からのアルバイト人材の確保が難しくなり、例年通りの人手を獲得できなくなることが懸念されている。同社はこうした課題に対応し、農業に人手が必要な時期に閑散期を迎える愛媛県内企業の人材が県内の農業分野で働く機会を提供することで、会社経営と農家をサポートする。
同事業責任者の高橋大希氏は「県内企業との人材交流が進めば、今年だけに留まらず来年以降も企業間での関係が続く限り、農家の方のアルバイト確保に割く時間と労力を減らすことができる」と話し、新型コロナウイルスの影響を受けた、旅行事業者など閑散期のある企業と農繁期の農家、双方の力になる事業を展開していく。
「AIagri.マッチング」のイメージ
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日
-
「JPFA植物工場国際シンポジウム」9月1、2日に開催 植物工場研究会2025年4月2日
-
耕作放棄地を解消する「えごまプロジェクト」の寄付開始 長野県南木曽町と「さとふる」2025年4月2日