自社開発の近赤外分析計を販売開始 ニレコ2020年8月28日
ニレコは8月20日に、同社開発のデスクトップ型近赤外分析計A8850の販売を開始した。
デスクトップ型近赤外分析計A8850
同社は40年以上にわたって海外メーカー製の近赤外アナライザ製品を販売してきたが、今回は長年の知見に基づいた独自の近赤外分析計を開発した。
同装置は可視領域の400nmから近赤外領域の2500nmまでの幅広い波長領域に対応可能なモノクロメータを搭載。非破壊検査用途に活用でき、従来のハイエンド近赤外分光装置に比べ、大幅な価格低減を図って高いコストパフォーマンスを実現した。大型のグレーティング(回折格子)の採用により測定精度を高めるとともに、グレーティング制御の最適化により分析対象物を1スキャン当たり0.5秒で行うことが可能。また、装置内にX-Yステージを搭載し、ユーザーニーズに合わせた自由度の高い分析を行えることに加え、アタッチメントとセルの組み合わせにより、1台で粉体、固体、連続測定などを実施できる。ソフトウェアについても、操作者の使いやすさを追求した開発を行った。
近赤外アナライザは測定対象に近赤外線を照射し、吸光度の変化を測定することで対象の成分を非接触・非破壊で迅速に測定できるため、農業や食品産業、医薬品や化学プラントなどのケミカル産業における研究開発分野や生産分野で幅広く活用されている。
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