新代表に下村瑛史氏 ファームノート代表取締役交代2020年9月1日
酪農・畜産向けIoTソリューションを提供する(株)ファームノート(北海道帯広市)は、9月1日付で下村瑛史氏が代表取締役に就任した。
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下村氏は、2019年に取締役専務執行役員に就任し、事業全体を統括。累計利用ユーザー数4400件、牛の利用頭数では国内登録数10%超の42万頭(2020年8月末現在)まで事業を成長させた。
なお、前代表の小林晋也は代表取締役を退任し、(株)ファームノートホールディングス代表取締役 兼 株式会社ファームノートデーリィプラットフォーム代表取締役に就任。グループ全体のビジョン・長期戦略の構想と策定、グループ経営の統括、グループ全社員に対するリーダーシップ開発・マネジメント育成などに注力する。
新代表下村のコメント
「創業者の小林と見てきたものは、自然の豊かさとそこで農生産を営む力強い生産者の姿でした。これまで第一次産業と向き合う中で、酪農・畜産の素晴らしさと大きな可能性を改めて感じています。ファームノートが育んできた技術とクリエイティビティはこの産業の大きな課題を解決し、農業の持続可能性を高め、豊かな社会を実現できると確信しています。当社が大切にするバリュー「Be Connected」。その体現に向け、企業文化を大きく飛躍させ、社員とそこに関わるたくさんの人たちの成長にコミットしてまいります」
【下村瑛史氏(しもむら ・えいじ)略歴】
1982年生まれ、北海道札幌市出身。2005年中央大学卒業。学生時代に広告系ベンチャーにインターンとして入社後、広告業界で約10年間従事。大手広告代理店出向を経て、2014年株式会社ファームノート入社。北海道エリアのセールスマネージャー、取締役 専務執行役員を経て現職。
ファームノート
「世界の農業の頭脳を創る」を経営理念に、農業とインターネットを融合により産業構造を変え、生産性と競争力の高い農業の実現に向けて、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」や牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」などを開発・提供。次世代のロールモデルとなるような社会的インパクトのある事業を創出したとして、2019年には第5回「日本ベンチャー大賞・農林水産大臣賞」(主催:経産省、農水省、オープンイノベーションベンチャー創造協議会)のほか、第17回「日本イノベーター大賞・日経ビジネスRaise賞」(主催:日経BP社)を受賞。2020年1月には第8回「ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞(主催:経産省、国交省、厚労省、文科省)」を受賞。
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