長浜市に交通安全標識「とびだしとび太」ヤンマーバージョン設置2020年9月16日
ヤンマーミュージアム(滋賀県長浜市)は、秋の全国交通安全運動の時期にあわせ、滋賀県で誕生した交通安全標識「とびだしとび太」のヤンマーミュージアムバージョンを製作し、地元自治会に寄贈した。
交通安全標識「とびだしとび太」ヤンマーミュージアムバージョン
「とびだしとび太」は、国内の車の普及に伴い交通事故の発生が増加してきたことを受け、1973年に滋賀県旧八日市市(現・東近江市)から相談を受けた看板製作業の久田工芸がデザインと製作を請け負い考案した交通安全標識。滋賀県を中心に、交通安全協会など交通安全を願う人々と地域の団体が自発的に設置し注意喚起に活用している。
「とびだしとび太」のヤンマーミュージアムバージョンは、2019年にリニューアルしたヤン坊マー坊の衣装と髪型をモチーフにヤンマーがデザイン画を作成。「とびだしとび太」の生みの親である久田工芸に製作を依頼した。今後、秋の全国交通安全運動期間の終了後も近隣地域に引き続き設置し活用される予定。
長浜警察署交通課からのアドバイスをもとに、長浜駅からヤンマーミュージアムまでの道のり約1キロの区間で見通しが悪い交差点など計14か所に設置した。
地元幼稚園前への設置の様子
同ミュージアム近隣の北国街道は、城下町で道幅が狭く、車や歩行者の見通しが悪い交差点が点在しており、とび出し事故の発生件数が多い地域でもある。ヤンマーミュージアムの山本昇館長は「長浜警察からのアドバイスをもとに、見通しの悪い交差点などを中心に設置した。近隣地域の交通安全に貢献できることをうれしく思います」と話した。また、長浜警察署交通課は「北国街道は小中学生や幼稚園児が通学やお散歩道として利用しているが、通り抜け車両も多く、子供との交通事故が懸念される道路。「とび太くん」により、おもいやり運転をするドライバーが増加し交通事故の抑止につながれば」と話している。
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