水耕栽培農園に育成不良苗検出システム導入 丸紅ネットワーク2020年9月17日
丸紅ネットワークソリューションズは、トーヨーエネルギーファームが運営するレタス水耕栽培農園に導入する、AIを用いた育成不良苗検出システムをトーヨーホールディングスR&Dセンターと共同開発した。
丸紅ネットワークが提供するAI分析映像監視サービス「TRASCOPE-AI」を用いた同システムは、レタス棚の静止画をクラウドにアップロードし、クラウド上でAI解析することで、育成不良苗を検出。検出結果は作業者へ通知する。
水耕栽培を含む第一次産業は、ベテランのノウハウに依存するプロセスが多い。若手へのノウハウ継承や、作業者がノウハウを平準化して共有することが難しく、不良苗発見の遅れや病害の判別ミスなどを未然に防ぎ、生産効率・歩留を向上させることが課題となっている。
同システムでは、良苗・不良苗を学習したAIモデルにより、不良苗を漏れなく検知し、作業者へ通知が可能となった。また、不良苗の発見後、早期に対応することで、生産効率を改善できる。第一弾として、羽生市レタス水耕栽培農園の運用モデルを基に開発された。
今後は、トーヨーエネルギーが施工する全国の農園での本システム導入による生産効率・歩留向上をめざす。
ソリューション構成イメージ
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日