新型コロナ抗体診断キットの検体種追加 デンカ2020年10月7日
デンカ(株)(東京都中央区、山本学社長)は、新型コロナウイルスの抗体を迅速に診断するキットに関し、検体種の一部変更承認を厚生労働省から10月2日付で受けたと発表した。
キットは「クイックナビ―COVID19Ag」。これまでの鼻の奥で採取した検体(鼻咽頭ぬぐい液)に加え、鼻腔ぬぐい液(鼻孔から2センチ程度スワブを挿入して採取した検体)による検査も可能になったもので、医療従事者が管理するもとで受信者自身による検体採取も可能。これにより、医療従事者の感染リスクが低減されるとともに、受診者の負担軽減にもつながる。
さらに、インフルエンザなどの流行に備え、一度の検体採取で本品とインフルエンザ抗原迅速診断キット「クイックナビ―Flu2」やRSウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビRSV2」を同時に検査することも可能になった。
同社は、「抗原検査のさらなる普及に向け、検査感度の向上や判定時間の短縮など、『クイックナビ―COVID19Ag』の性能や利便性を高めるとともに、インフルエンザウイルスと新型コロナウイルスを同時に検出するコンビキットの開発など、より使いやすい検査キットを提供していく」としている。
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