日本初、第一次産業に特化した人材支援アプリ「YUIME」発表2020年10月14日
農業支援事業を行うYUIME(株)は10月14日、日本初の農業を中心とした第一次産業に特化した人材支援アプリ「YUIME(ゆいめ)」を発表。同アプリは年内の公開を予定しており、特設サイトで事前登録を開始した。
「YUIME」は、日本の第一次産業の慢性的な人材不足を解消するため、産地間連携を基軸に作られたYUIME独自の農業人材支援体制だからこそ実現する短期・長期を問わない人材派遣の申込みができるアプリ。新規就農者を含むすべての生産者の問題点と向き合い、支援セミナー告知や専門家によるコラム、現場からのリアルな声を届けるオリジナルコンテンツも発信する。また、事業者の抱える大きな問題である繁忙期の人材不足という直接的で限定的な応募に応え、人材支援を行う。
10月14日に千葉・幕張メッセで開幕した「第10回農業Week」の展示ブースでもアプリ公開前の事前登録が可能。また、同イベントの会期中には、アプリ発表記念としてYUIMEブースで、同アプリに掲載する記事の公開取材を行い、「人材」というテーマに沿って今の農業の課題やこれからについて話してもらう。
初日の14日は、農林水産省の横田美香氏、日本農業新聞の岡部孝典氏がこれからの日本の大きな課題である「人手不足」について、同社代表の上野耕平氏も交えて取材。また、2日目の15日は、同社の特定技能人材で今回、初めて現場のリーダーへと昇進するカンボジア出身のチャンナラー氏と、「コンビニ外国人」などの著書があるライターの芹澤健介氏との対談を実施。あまり知られていない特定技能の強みや、可能性など現場の声を掘り下げる。
その他、すでに同社の人材支援サービスを利用している大規模農家の和田農園や稲畑産業の担当者が登壇し、人材に関わる農業の課題点やこれからについて対談する。
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