バラのように高貴な花型「ミンク」シリーズ新色4品種を発売 タキイ種苗2020年11月18日
タキイ種苗は、2020年の新品種としてユーストマの「ミンク」シリーズに新色の4品種を発売した。
茎硬で分枝が多く小葉で草姿が良い「ミンク ローズ」
花弁数は少なめだが分枝が多い「ミンク キャンディ」
トルコギキョウの名でも親しまれているユーストマは、北アメリカの草原地帯が原産地。日本でも人気が高い切花で、近年は多彩な花形や花色の豊富さ、花もちが良いことなどから、さまざまな用途で使われる。比較的暑さに強く、夏の高温時にも花がもつため、初夏から秋にかけて最も多く出荷される。
品のある華やかさがあり、ブライダルや葬祭関係などで会場装飾やブーケに多用され、アレンジメントの花材としても人気が高く、中でも八重咲き種が80%以上を占める。現在、ユーストマの品種改良では日本が世界をリードしており、国内種苗会社が熾烈な開発競争を行うなど、人気と注目度の高い品目といえる。
「ミンク」シリーズは、バラのような高貴な花型が特長で、厚い花弁が幾重に重なる中小輪~中輪八重咲きの中晩生の品種。咲き始めは花弁が硬く詰め込まれた蕾の形で咲き始め、次第に花が膨れて最終的に花弁が外に外曲し、動きのある立体的な花形へと変化する。
新色に追加されたのは、中輪八重咲きの中晩生品種の「ミンク ルージュ」「ミンク オーシャン」「ミンク ローズ」と、中小輪八重咲きシャンパン色の中生品種「ミンク キャンディ」の4色。
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