2050年のカーボンニュートラル実現へ環境経営を強化 デンカ2020年11月26日
デンカは、2050年のカーボンニュートラル実現をめざし環境経営を強化。11月25日開催の「エコプロOnline2020」で、カーボンニュートラルを柱とする同社グループの環境経営の取り組みを、独自の環境製品・技術とともに紹介している。SDGsを羅針盤に、持続可能な社会の確立に向けて環境保全と保護に関する様々な取り組みを進めていく。
2016年のパリ協定発効後、世界では今世紀後半までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロまで削減すための対応が本格化している。同社は、多くのエネルギーを消費する化学メーカーとして、2050年度までに温室効果ガスの実質排出量85%削減(2013年度比)をめざし、水力発電所の増設や、国内主力工場への高効率ガスタービン発電機の導入等を推進。自社の排出量削減に努めるとともに、社会全体の環境負荷低減に貢献する製品・サービスの提供・開発を進めてきた。
こうした中、10月に日本政府が2050年のカーボンニュートラルを宣言。これまでの「低炭素」から「脱炭素・カーボンニュートラル」へ大きく舵が切られたことを機に、同社は世界が直面する課題に対し社会的責務を果たすため、2050年のカーボンニュートラル実現をめざすことを決めた。
製品のトータルライフサイクルまで視野に入れ、以下4つの取り組みを加速。さらに、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に基づき、カーボンニュートラル実現に向けた進捗状況について様々な観点から積極的に情報開示を進める。
1.水力を中心とした再生可能エネルギー比率の拡大
2.CO2の回収・固定化・有効利用を図る革新技術:CCUSの開発と実装展開
3.当社の特色を活かした環境貢献製品や環境負荷低減技術の開発・提供
4.プラスチックを資源として循環利用するケミカルリサイクル技術の実装展開
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日