世界最大手の窒素肥料メーカーのプラント設備点検を実施 テラドローン2020年11月30日
テラドローンのグループ会社、Terra Inspectioneering(オランダ)が、世界最大の窒素肥料メーカー、ヤラ・インターナショナル(ノルウェー)に対し、UTドローンによるプラント設備点検を10月に実施した。
今回点検サービスを実施した、ヤラ・インターナショナルのプラント設備
同点検では、Terra Inspectioneering社製のドローンで、目視点検・板厚検査(非破壊検査)を実施。超音波検査が可能なUTドローンで、板厚検査をすることにより、点検作業員が設備内に立ち入る時間を最小限にすることで、感染リスクを避けた、より安全な点検サービスを提供した。目視点検において、Flyability社の製品を使用した。
今回使用した、Terra Inspectioneering社製のUTドローン
さらに、前述の新型コロナ対策以外にも、UTドローンを使用することで、安全性の向上、レポート作成の簡素化、設備稼働停止期間における損失の削減など、様々なメリットがある。現在、資源が豊富な欧州では、UTドローンが、主に石油化学系の設備点検に活用されつつある。
ヤラ・インターナショナルは、ノルウェー・オスロに本社を置き、世界50か国以上に拠点を持つ、世界最大手の窒素肥料メーカー。尿素・硝酸塩・アンモニアなどの窒素化合物を主とした窒素肥料を製造・販売している。
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