農業専用チャットツール「ファームチャット」正式リリース2020年12月2日
(株)ファーム・アライアンス・マネジメントは、総合的な農業情報ポータルアプリ「FarmChat(ファームチャット)」をリリースする。これまで、農林水産省のスマート農業加速化実証プロジェクト「ICT技術やAI技術等を活用した『日本一園芸産地プロジェクト(施設園芸:なす・すいか)』」の実証」(代表機関:熊本市農水局)でベータ版を提供し実証事業を通じてアプリの改良を重ねてきたが、このほど正式版のリリースとなった。
FarmChatは農業者と農業に関わる事業者専用のアプリ。一般的なチャット機能やお知らせ機能に加え、業務改善のための調査機能のほか、「百姓」タブという農業に特化した様々なデジタル情報を集約したインターフェースを搭載している。具体的には、全国約1400か所の気象データから、自分の地域を選択し、いつでも手軽に地域の気象情報を整理して確認でき、主要市場の中から好きな市場を登録してリアルタイムの市況と値動きが確認できる。また、JA向け営農管理システムFarmBox(ファームボックス)と連携しており、部会の管理業務からチャットを活用した現場業務の効率化まで広範囲の活用が見込める。
現在は、複数のJAの現場で活用が始まっている。利用料金は、個人登録は無料、グループ登録は有料。2021年3月末まではグループ登録利用も無料で公開している。
今後は、外部データや事業者との連携、ChatBotとの連携なども視野に入れてアップデートしていく。
FarmChat画面
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