CDP2020「気候変動」で「A-」、水セキュリティ」で「B」評価獲得デンカ2020年12月21日
デンカは、12月8日に発表されたCDP2020のスコアにおいて「気候変動」で「A-(Aマイナス)」、「水セキュリティ」で「B」評価を獲得した。
CDPは2000年に世界の機関投資家が連携して設立した国際NGO。世界の主要企業に対して「気候変動」「水セキュリティ」「フォレスト」に関する質問票を送り、環境情報開示の透明性や経営の関与を評価した結果を公表している。
同社は「気候変動」については2015年から、「水セキュリティ」については2019年から回答を継続。今回の調査で、気候変動については、温室効果ガスの排出削減に係る中長期目標を策定し、その実現に向けた第一歩として高効率ガスタービン導入等の施策に取り組んでいる点を評価。また、水セキュリティについては、自家水力発電所のの増設によりクリーンエネルギーの拡大に努めている点が評価された。
同社は「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を9月14日に表明。国際的な枠組みに基づく気候変動対策の推進を最重要課題のひとつとして捉え、日本政府の目標に沿った2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めている。
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