鳥の視覚を混乱 新コンセプトの鳥インフル対策製品を販売開始 ダイヤニウム2020年12月21日
(株)ダイヤニウムは、鳥インフルエンザウイルスの流行対策として、鳥の視覚を混乱させるという新たなコンセプトによる鳥害対策製品の販売を始めた。同製品は国土交通省のNETIS、特許登録済。
鳥を近づけないようにする画期的な製品
同社は、抗菌・抗ウイルス・消臭・防カビ機能を持つ人工ナノダイヤモンド触媒のメーカー。その製品は、コロナ禍以前から医療機関、教育施設、飲食店、大手企業などに採用され、その効果が認められており、ウイルスや菌を運ぶ害鳥の対策として、このほど鳥害対策製品の販売事業を始めた。現在、猛威を振るう、鳥インフルエンザウイルスを危惧する養鶏場に対して、従来の防鳥ネットなどとは異なる画期的な製品ラインアップを提案している。
生産者に深刻な影響を与える高病原性鳥インフルエンザウイルス対策として、市場には様々な鳥害対策商品が販売されており、防鳥ネット、剣山型製品、忌避剤など既存品よりも効果を見込め、かつ既存品と組み合わせることで相乗効果を得られる製品が求められている。
同社の製品は、偏視覚レンズと特殊ドット柄の採用により、行動の大半を視覚で判断する鳥の距離感を錯覚・混乱させ、ハト・カラス・ムクドリ・スズメなどの害鳥の「慣れ」を排除し、鳥を近づけないようにする。
同社では従来、被害を受けている現地の状況を把握するため現地調査を行い、鳥害対策のプロが設置する形状や個数を現場被害状況に合わせて施工、取り付ける方法で鳥害対策製品を提供していた。しかし、新型コロナウイルス第3波の影響や、直接現地調査で直接外部の人間が養鶏場に訪問することによる鳥インフルエンザウイルスの拡散を防止するため、電話やメールで状況を確認し、現場の写真などを送るなどすることで、施工箇所や取り付け方法を指定。外部に工事を頼まずに自社で施工、取り付けできるサービスを開始する。
同社は、HACCP対策に使用できる鳥害対策製品として大手ビール会社、大手食用油製造企業など実績も豊富。現在、資料・見積・問い合わせ・依頼をメールで受け付けている。
問い合わせは、ダイヤニウム鳥害対策事業部(メール)info@dianums.comへ。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日