元サッカー日本代表 巻誠一郎が語る「マッスルスーツ」災害支援活用 イノフィス2020年12月24日
作業時の腰の負担を低減するアシストスーツを開発・販売するイノフィスは、2019年から参画しているアスリートによる社会貢献活動を推進する「HEROs Sportsmanship for the future」の企業サポーターとしてし、災害支援用のマッスルスーツ寄贈。その一環として「HEROs AWARD 2019」の受賞者で、元サッカー日本代表の巻誠一郎さんに、熊本での災害復旧ボランティア経験から得られたマッスルスーツの利用法や今後の活用の可能性などについて聞いた。
「HEROs AWARD 2019」の受賞者で、元サッカー日本代表の巻さん
「HEROs AWARD」は、アスリートの社会貢献活動を推進し、スポーツでつながる人々の関心や行動を広げていくために、アスリートの声を集めて始まった活動。同社は、この理念に賛同し、マッスルスーツ20台を寄贈。主に災害時における復旧活動等に携わるアスリートやボランティアに役立てられている。
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12月初旬に東京・神楽坂の同社を訪れた巻さん。熊本での災害復旧ボランティアの様子を振り返り、「僕自身、マッスルスーツを利用し、最小限の人数で水や重い物資を倉庫からトラックへ運ぶ作業などでは体への負担が軽減されとても効率的に作業が出来ました」とマッスルスーツを使った感想を述べた。また、「水を吸収した畳は、乾いていれば男性が1人で運べるが、水を吸収してしまうと非常に重く、男性6人で運んでいる状況。地域には高齢の方も多く、マッスルスーツがもっと活用できれば」と体験談を話した。
同社は、「すべての人が、生きている限り自立した生活を送る世界を実現する」をビジョンに掲げ、「人のためのロボット」をつくることをめざしている。そのひとつが「マッスルスーツEvery(エブリィ)」(14万9600円・税込)で、人を抱え上げる、重い物を持ち上げる、中腰姿勢を保つなど作業時の腰の負担を低減するアシストスーツ。同社は、介護や農業、物流といった労働現場はもとより、CSR活動の一環として災害時支援やボランティア活動など多くの場面で役立てようと考えており、巻さんの意見もふまえ今後もアスリートの社会貢献活動をサポートしていく。
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