「食品トレーサビリティプリンティングシステム」STePPに登録 シンメイ2021年1月5日
(株)シンメイの「食品トレーサビリティプリンティングシステム」が、国際連合工業開発機関(UNIDO)の東京投資・技術移転促進事務所のサステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)に登録された。
トレーサビリティプリンティングシステム概念図

「トレーサビリティプリンティングシステム」は、熱によって軟包材への直接印字が可能な特殊プリンター「ダイレクトサーマルプリンタ」と、ラベルに印字して包材や製品に貼り付ける「ラベルプリンタ」、ICタグ(RFID)、クラウドシステム等から成るサービス。
同社のトレーサビリティ・プリンティング・システム事業では、アフリカ、中南米、アジアなど開発途上国・新興国でのシステム提供や、機器販売でビジネスを展開。フードバリューチェーンの安全性や情報の信頼性、業務効率性などの向上を通じて、食品産業の振興・高付加価値化と、小規模農家の収入増などへの貢献をめざしている。
同社は、顧客のニーズ、利用用途・環境、基幹システムとの連携・統合・導入後のオペレーションを踏まえたトレーサビリティシステムを、計画から運用フォローまで検証とステップアップで総合的に提案。QRコードやICタグ(RFID)によるID発行管理で、生産者、加工・物流・小売の高度なトレーサビリティが可能となり、販売先に対する原材料等の情報伝達、や製品の安全性・信頼性を高めることができる。
フードバリューチェーンの各拠点の生産管理にも役立ち、業務の効率化、品質向上や、JGAP、JASマークなどの認証、地域団体商標、地理的表示などの普及にもつなげることができる。
また、加工工程で特殊プリンターを提案。原材料、製品、包装の形状にあわせた最適な印字やパッケージ方法等によるラベル作業の自動化・省力化する。また、直接印字の場合はラベル削減によるコスト削減や廃棄量削減になり、安心、安全なフードバリューチェーンを構築できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日