人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー石原バイオ:ランマンフロアブルSP
FMCセンターPC:ベネビア®OD
JA全中中央SP

がん治療用ウイルス「G47Δ」の製造販売を申請 デンカ2021年1月8日

一覧へ

デンカは、商用製剤生産技術の開発を進めてきたがん治療用ウイルス「G47Δ(デルタ)」を2020年12月28日、第一三共によって再生医療等製品製造販売承認申請が行われたことを発表した。厚生労働省に製造販売が承認された後は、同社が製造を担う予定。

G47Δは、東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授(以下「藤堂教授」)が開発した、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)を遺伝子改変したがん治療用ウイルス。全く新しいがん治療薬として期待されており、膠芽腫(悪性脳腫瘍の一種)を対象とした第Ⅱ相臨床試験(医師主導治験)は、有効中止※という良好な成績で終了している。

G47Δはウイルスそのものを製剤化するため、商用生産には、大規模なウイルス製造方法や試験穂応報の確立が必要となる。特別な技術と経験が必要となることから旧デンカ生研時代を含め、長年に渡りワクチンとウイルス検査試薬の開発・製造を行ってきた同社が藤堂教授の委託を受け、製造技術開発を進めてきた。2016年2月10日には医療機器・体外診断用医療薬品・再生医療等製品として先駆け審査指定制度の指定を受け、申請後早期に再生医療等製品として承認されることが期待されている。

同社は、経営計画「Denka Value-Up」においてヘルスケア領域を重点分野と位置づけ、インフルエンザワクチンや各種ウイルス抗原迅速診断キットなどの感染症領域に加え、新たにかん領域においてもさまざまな新規事業に取り組んでいる。G47Δをはじめ、400以上のがん遺伝子に着目して遺伝子変異を解析するパネル検査(CANCERPLEX)の国内事業課に向けた準備を進めている。今後も予防・診断・治療の各領域における製品の開発と製造を通じて、世界の人々のQOL向上に貢献していく。

※有効中止とは、臨床試験の途中で治療薬の有効性が証明された場合、その時点で試験を中止すること。

重要な記事

241025・東芝ライテック:右上長方形SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る