ステープル詰まりを低減 園芸用誘引結束機「楽らくテープナー」新発売 マックス2021年1月26日
マックス(株)は2月1日、支柱や番線に茎やつるを固定するためのテープをホッチキスどめする園芸用誘引結束機「テープナー」の新製品「楽らくテープナーHT-R45C」を発売する。
「楽らくテープナーHT-R45C」の使用イメージ
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トマト、きゅうり、なすなど果菜類の誘引や、ぶどう、キウイフルーツの棚誘引、ワイン用ブドウの垣根誘引などの結束作業に使われるテープナー。1969年に同社が世界で初めて製品化し、近年では国内だけでなくイタリア、ドイツなど欧州を中心に、アメリカや韓国なでも広く使われ、大規模栽培で導入されているトマトの吊り下げ栽培にも採用されている。
従来の誘引作業は藁や紐を用いて1本1本手縛りで行われており、テープナーの開発により大幅な省力化を実現。しかし、ぶどうの新梢誘引では1日に5000回以上結束するケースもあることから、ユーザーからはより高い操作性と耐久性、確実な結束を求める声があった。
新発発の「楽らくテープナーHT-R45C」は、ベストセラー「HT-R」の後継機として改良を加え、耐久性と使用感を向上させた。結束時のとじ荷重を約50%、本体質量を約20%軽減した機構はそのままに、ステープルが詰まりにくいドライバ・マガジンを搭載。射出口の後ろにプレートを設置し、ステープルを固定することでずれや変形を防ぎ、安定した打ち込みを実現している。また、握りやすいエラストマ付きグリップを採用し、ユーザーの手にかかる負担も軽減した。
全国のJA、種苗店、園芸店、資材店などを通じて販売。希望小売価格は1万1000円(税込)。問い合わせは(フリーダイヤル)0120-228-358。
楽らくテープナーHT-R45C
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