「DBJ環境格付」16年連続で最高ランク取得 ヤンマー2021年2月12日
ヤンマーホールディングスは2月10日、日本政策投資銀行(以下、DBJ)の「DBJ環境格付」において、最高ランクの「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」と評価され、同格付けに基づく融資を決定したことを公表した。
「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発した格付けのスクリーニングシステムにより、企業の環境経営度を評点化し、得点に応じて融資条件を設定する世界初の融資メニュー。ヤンマーグループでは、同格付けの最高ランクを16年連続で取得している。
今回の格付けで評価されたのは、以下の3点。
(1)グループ横断的な環境マネジメント体制「ヤンマーグループ地球環境委員会」のもと、多様な事業会社が一体となり、地球温暖化対策や資源循環型社会への貢献等を目指す「グループ環境ビジョン2030」の実現に向けた施策に精励している
(2)独自の基準で「環境指向性商品」を定義づけ、「第五次グループ環境中期計画」において認定比率・売上比率の目標を設定・公表すること等で、自社製品の普及を通じた環境貢献を促進している
(3)自社事業に関係する社会課題等を長期的視点で捉え、経営層が「グループ戦略会議」にて議論した上で、技術戦略として「ヤンマーテクノロジーロードマップ」を策定する等、ブランドステートメント「A SUSTAINABLE FUTURE」の実現に向けた取り組みを推進している
今後も同社は、環境負荷削減やCSR活動に積極的に取り組むとともに、ユーザーの課題を解決するソリューションを提供することで、"A SUSTAINABLE FUTURE"の実現を目指すとしている。
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