IPOめざし1.9億円の資金調達を実施 唐沢農機サービス2021年2月17日
農機具流通プラットフォーム「ノウキナビ」を運営する唐沢農機サービス(長野県東御市)は、八十二銀行、八十二キャピタル、群馬銀行、SMBCグループを始めとする複数の金融機関から、第三者割当増資、融資契約を含む1.9億円の資金調達を2月9日付で実施。株式上場(IPO)をめざした継続的な成長戦略を展開する。
資金調達を受け、同社は2月16日、長野市内で行った記者発表会で唐澤健之社長が、唐沢農機サービスの5か年計画と成長戦略についてプレゼンテーションを行った。
同社は、現在の成長ステージをアーリーステージと位置づけ、今後の資本政策を考慮して資金調達を数回実施していく予定。今回、1億円以上の投資を含む総額1.9億円の調達資金は、主に人件費、広告宣伝費に投下し、今後3年を目処にスタッフの拡充を図る。また、広告宣伝費は、デジタルマーケティングを実践しながら複数媒体に投入していく。
同社は、今後5か年の成長戦略の基軸はノウキナビ事業であるとし、農機具流通プラットフォーム「ノウキナビ」の"IT×リアル"機能を拡充。「国内初・全国対応の農機具屋」としてのポジションを確立していく。また今後、長野県内外に多店舗展開するとともに、海外も見据えた事業展開を図り、国内だけでなく"世界の農業を一歩先へ"進めるための「ノウキナビ」構想をめざす。
現在第14期を迎える同社は、18期(2025年8月期)売上高目標で14期比700%増を計画。株式上場(IPO)をめざした継続的な成長戦略を展開し、M&A戦略にも積極的に取り組む。
唐澤社長は「農業業界から、たった1人の成功者、1社の成功企業を輩出することが、唐沢農機サービスの経営理念である「誇りと証」を生むと考えている。その成功企業として唐沢農機サービスの名が証として刻まれる日に向け、企業一丸となって邁進していく」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
鳥インフル対策 大規模養鶏は分割管理を 農水省2025年4月23日
-
米の生産目安見直し 1.7万トン増産へ 北海道2025年4月23日
-
食べ物への愛と支える人々への感謝込め ニッポンエールからグミ、フルーツチョコ、ドライフルーツ詰め合わせ 全国農協食品株式会社2025年4月23日
-
カレー、ラーメンからスイーツまで 「鳥取の魅力」詰め合わせ JA鳥取中央会2025年4月23日
-
大自然から生まれたクリームチーズ 昔ながらの手作り飴に 蔵王酪農センター2025年4月23日
-
千葉県柏市「柏市公設市場」一般開放デー開催 市内JAが初出店2025年4月23日
-
新茶の季節に「お茶フェア」産地直送通販サイト「JAタウン」で初開催2025年4月23日
-
緑茶用品種「せいめい」全ゲノム配列を解読 多型情報解析を可能に 農研機構2025年4月23日
-
AIとIoT、新規センサを活用 スマート畜産排水処理技術を開発 農研機構2025年4月23日
-
「サツマイモ基腐病を防除する苗床の土壌還元消毒SOP」第2版を公開 農研機構2025年4月23日
-
【人事異動】クボタ(5月1日付)2025年4月23日
-
桃の果実の美味しさ Doleフルーツカップ第2弾「贅沢ピーチ」新発売2025年4月23日
-
暑い夏を「唐辛子」で盛り上げる「S&Bハーブ苗」苗サンプリング&コラボ動画公開2025年4月23日
-
京都精華大と連携 野菜を育て販売までを学ぶ「ボードゲーム」発売 タキイ種苗2025年4月23日
-
「米沢食の市場 土曜朝市」大盛況 生マグロ解体ショーも 山形県米沢市2025年4月23日
-
牛のげっぷ由来メタンガス削減へ 飼料添加物カギケノリ大量生産の実証実験 パスの子会社アルヌールがA'Cultureと業務提携2025年4月23日
-
水耕栽培プロジェクトの第4期でメロン栽培を開始 インテリア用接着剤メーカーの新規事業 ヤヨイ化学工業2025年4月23日
-
大豆とごまを自ら栽培する「食の3重丸」プロジェクト参加者募集 雑賀技術研究所2025年4月23日
-
裂果に強い黄化葉巻病耐病性ミニトマト「ロイヤルパッション」開発 サカタのタネ2025年4月23日
-
店舗、宅配ともに前年超え 3月度供給高速報 日本生協連2025年4月23日