環境制御システム「Arsprout Pi」の本格提供を開始 サカタのタネ2021年3月9日
サカタのタネは3月8日、(株)ワビット(福岡県北九州市)と共同開発した低コスト環境制御システム「アルスプラウト」の新ソフトウェア「Arsprout Pi(パイ)」の本格提供を開始。農業のオンライン展示会「AGRI EXPO ONLINE」のブースで紹介している。
アルスプラウト Piイメージ画像
「アルスプラウト」はワビットが2018年に開発した環境制御システムで、低コストかつDIY型による自由度の高さが特徴。実際の制御を行うためのソフトウェアは「UECSPi」を提供していたが、制御条件を詳細に設定する必要があり、慣れていない利用者には複雑なものだった。
今回共同開発した「アルスプラウトPi」は、従来の詳細設定に加え、大幅に入力条件が少ない「標準制御」も選択できるようになり、アイコンやグラフなどで制御モニターの視認性を高め、直感的に扱いやすくなった。開発にあたり、サカタのタネは研究農場での実証試験や植物の専門知識による追加機能の提案などを行った。
現在農業の現場では労働力不足のため省力化が重要な課題となっており、環境制御システムが注目されている。「アルスプラウト」は中小規模の生産者でも導入しやすい低コストの環境制御システムとして定評がある。さらに扱いやすい新ソフトウェア「アルスプラウトPi」の本格提供により、生産現場の省力化につながることが期待されている。
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