デンマーク製ラジコン制御の自走式草刈機を販売開始 新宮商行2021年3月17日
森林の保護や木材加工による製品づくりと林業機械を販売する（株）新宮商行（北海道小樽市）は、デンマーク製ラジコンハンマーナイフモアのTIMAN（ティーマン）「RCシリーズ」の販売を開始した。
刈幅750mmの「RC-751」
「TIMAN」はデンマークの農業機・草刈機メーカーで、ヨーロッパをはじめ、アジアなど世界中に展開している。デザイン性の高い深紅のボディのTIMAN「RCシリーズ」は、刈幅750mmの「RC-751」と刈幅1000mmの「RC-1000」の2種を展開。急な斜面で背の高い草や深い茂みを刈る場合の強力なパートナーとなるよう、ラジコンで制御できる自走式草刈機として安全であることをめざして開発された。過酷な状況を走破できる堅牢なクローラーとあらゆる雑草を粉砕しながら刈り取るハンマーナイフモアを備えており、多様な安全装置で作業者と機械を守りながら草刈作業を素早く行える。
本体は50度までの傾斜を走行可能。それ以上の傾斜を感知するとモアを自動停止するため、緩やかな斜面へ安全に走行して移動できる。無線信号に異常があるとエンジンを自動停止。電波の混信などもしもの時にも安心で、無線チャンネルの変更が可能。また、コンパクトなボディに高出力のエンジンを搭載。ソーラーパネルや果樹の下でもパワフルに作業でき、軽トラック(RC-751のみ)やハイエースなどにも自走して積載できる。
刈幅1000mmの「RC-1000」
草刈りはY字型ハンマーナイフがあらゆる雑草を粉砕しながら強力に刈り取り、ロータリー刃では作業できなかった様々な場所で活躍。刈り取られた雑草は細かく粉砕されるため集草の手間もかからない。さらに、左右独立して傾くクローラーでしっかり地面をグリップ。スプロケットやリンク、ベアリング類は金属製で耐久性に優れ、パワフルな油圧駆動で荒れた地面や急な斜面を自由自在に走行できる。「RC-751」は、528万円、「RC-1000」は、858万。いずれも税込。
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