新型農業用ドローン「飛助DX・飛助mini」価格も新たに販売開始2021年3月23日
ドローン国内メーカーの(株)マゼックスは、農薬散布ドローン「飛助DX・飛助mini」をモデルチェンジした新型21年モデルの価格を大幅に値下げして販売開始する。
飛助DX 21年モデル
「飛助DX・飛助mini」は、累計販売台数1000台以上の農薬散布ドローン。2021年型モデルは、オリジナル制御装置や高度・障害物レーダーを搭載し「日本の圃場で本当に役立つ機体」をコンセプトに、より進化・発展させた。
2021年モデルの粒剤散布装置は、内部のアタッチメントを交換するだけで粒剤散布だけでなく肥料などの散布にも対応す。1分間に最大5~10kgまで吐出できる。1キロ粒剤での散布性能を向上するため、インペラのフィンを全て異なる形状にして左右前方に吐出される量を均一に保つ。また、インペラの回転数も手元の送信機で調整することが可能で、散布薬剤に応じて散布幅などを微調整することが可能になる。散布装置より標準で残量警告が付属し、タンク内に薬剤や肥料があるのかどうか飛行中でも判断できるようになった。
その他、オリジナルフライトコントローラーを開発。強い耐衝撃性を備えたプラットフォームと3つのIMU・2つのCPUとバロメーターで構成され、優れた処理能力で飛行安定性を大幅に向上。ホバリングの精度向上はもちろん、飛行中の高度維持や姿勢制御も精密に行い操縦者の負担を減少させる。
GPSの補足数も向上しGPSのロストも大きく低減。従来の直進アシストモードや自動飛行モード、連動散布はもちろん、散布のタイミングなど任意で細かい調整も簡単にすることが可能になった。
「飛助DX 21年モデル」は84万~90万円。4月1日から。「飛助mini 21年モデル」は55万~63万円で3月15日から発売。価格はいずれも税別。
飛助mini 21年モデル
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